2022年フクジュソウ開花状況報告②

黒岳登山口へ向かう道中にある、福寿草の自生地。

標高800mの高地にあり、以前はこの場所「紋原(もんばる)」集落が村で一番標高の高い集落でした。

開花情報をお知らせです!

 

2022年1月13日

自生地がある紋原へ続く道は雪。
地元の人でも「下る時が怖い」というほど危険な状態に。

フクジュソウは曇りでは花びらを閉じ、晴れると開くお花。
まだまだ見頃は続きそうなので、天気が良くなるのをもう少々お待ちください。

2022年1月9日

例年1月後半から2月のもっとも寒い時期に咲く福寿草。
まだ咲いてはいないだろうと思いつつ自生地を訪ねてみました。

看板横に車を停め木の柵を開けて奥へ進むと、小さくて黄色いかわいらしい花が
咲いているではありませんか!

柵の外側から目を凝らしてみてみると、木の根元や落ち葉の間に黄色い花びらをぽつぽつと広げています。
もしかすると、例年より早く花の時期が終わってしまうかもしれません。

またお知らせいたします!

小原井の集落を抜けてから現地までは、離合が難しい細く荒い道が続きます。
落石や道の凹凸、対向車に気をつけながらゆっくりとお進みください。
冬場の山道のため、凍結の恐れもございます。十分にお気を付け下さい。

また、昭和57年6月に諸塚村の天然記念物に、平成25年9月12日には宮崎県の天然記念物に指定されています。
自生地は柵で囲われて保護されています。
お気軽にご見学いただけますが、盗掘や持ち帰りは固く禁じられております。
柵の外側にも花が咲いていることもありますが、未来に残すため「観るだけ・撮るだけ」でお楽しみください。