黒岳
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諸塚村の黒岳につきまして
登山口広場への経路で大規模な崩落が発生しており、通行ができない状態です。
また、復旧の目処は立っておりません。(2022年10月21日現在)
復旧工事等の情報が入りましたら、その都度お知らせいたします。
手前に車を停めて歩いて進むことは可能ですが、通行の際は十分にご注意ください。
ここから登山口までは、徒歩で1時間ほどです。
標高1455mの黒岳は、村の最高峰でレッドリストに掲載されている植物が26種類も生育する希少生物の宝庫です。また、キレンゲショウマの群生が過去には日本最大規模と言われ、県に重要生息地として規定されました。
鹿の食害により数を減らしたキレンゲショウマは、今では厳重なネットの中で保護されており、簡単に見ることができなくなってしまいました。年に一度、8月の花の時期に鑑賞ツアーを開催しています。
黒岳は、諸塚村の最高峰です。諸塚村西部、椎葉村との境にあり、国道503号線の宮の元バス停から車で30分ほど上った村道沿いに登山口広場があります。
途中の山頂付近には村内最大のブナの原生林が見られます。麓の紋原集落には、九州では極めて稀な福寿草の群生地(群生地では日本の南限)があります。また、小さいながらも石灰岩質の山特有の鍾乳洞も発見されています。
登山口までの道中では、ウワミズサクラの新種「モロツカウワミズザクラ」も見ることができます。
※道中のモロツカウワミズサクラは、2022年9月の台風により倒れてしまいました。
モロツカミツバツツジ、チョウセンキンミズヒキ、マンシュウハシドイ、クサタチバナ、キレンゲショウマ、ヤマホウズキ、クロフネサイシンなど、多くの貴重な植物の宝庫でもあります。平成22年3月に宮崎県野生動植物保護条例に基づく「重要生息地」の指定を受けました。
九州各地の登山愛好家たちに密かな人気を集めています。
標高 1455m
黒岳 四季の見どころ
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フクジュソウ