2023年フクジュソウ開花状況報告②

黒岳登山口へ向かう道中にある、福寿草の自生地。

標高800mの高地にあり、以前はこの場所「紋原(もんばる)」集落が村で一番標高の高い集落でした。

開花情報をお知らせです!

 

2023年1月30日

ようやく寒波が緩み太陽が顔を出した午後、福寿草の自生地へ。

麓から登って行く道中には、路肩の崩れている所だけでなく倒木や凍結・積雪もあり、四駆の軽自動車でようやく登れた状態でした。
行かれる方は十分にお気を付け下さい。

目が慣れると、雪や落ち葉の中から顔をのぞかせてあちらこちで福寿草がかわいらしい黄色い花を咲かせていました。
今年は花が小さい印象です。

お花を見たり撮影したりするときには、鉄条網の柵の中には入らず、外からお楽しみください。

2023年1月16日

数日暖かな陽気が続いた翌日に、福寿草自生の南限である黒岳の麓、紋原へ。

目を凝らしてじっくり探してようやく見つけた福寿草は、まだ蕾も小さく開花まではもう少しかかりそうです。

紋原までの道中は、台風の影響で道が悪い場所も多くあります。観察に行かれる際は、十分にお気を付け下さい。

小原井の集落を抜けてから現地までは、離合が難しい細く荒い道が続きます。
落石や道の凹凸、対向車に気をつけながらゆっくりとお進みください。
冬場の山道のため、凍結の恐れもございます。十分にお気を付け下さい。

また、昭和57年6月に諸塚村の天然記念物に、平成25年9月12日には宮崎県の天然記念物に指定されています。
自生地は柵で囲われて保護されています。
お気軽にご見学いただけますが、盗掘や持ち帰りは固く禁じられております。
柵の外側にも花が咲いていることもありますが、未来に残すため「観るだけ・撮るだけ」でお楽しみください。