【終了】「森の中のピアノ 坂本龍一の音楽とともに」
宮崎県・諸塚村×爆クラアースダイバー
本公演のチケットはご好評につき完売いたしました。なお、当日券販売の予定はございません。
「いいですね〜。
ぼくは昔、ケニアのサバンナにピアノを持っていってマサイの子たち、そして象たちにピアノを弾いたことがありました。笑 ぜひクヌギたちに音楽を聴かせてあげてください」
坂本龍一さんご逝去の報に接し、心から哀悼の意を捧げます。
風が運んでくる季節の匂い、鳥の声、雲の流れとともに、坂本龍一のマスターピースを、森の中のピアノで聴き、マリンバの倍音に心を解放する、自然を感じる音楽会
山間地の環境と共生した農林業の複合経営を積極的に進めている、SDGsの村として名高い宮崎県諸塚村。作曲家の坂本龍一氏が代表を務める森林保全団体more treesとも深い交流があり、2010年より両者間で森林協定が結ばれています。
そういった文化的バックグラウンドのもとに開催されるのが、『森の中のピアノ 坂本龍一の音楽とともに』という音楽体験コンサート。今回は池の窪グリーンパークの横に広がる森の中をステージとしてピアノ、打楽器アンサンブル、クラシック音楽DJ/サウンドシステムから成る一期一会の音楽の場を、クラシック音楽の新しい聴き方の提案のひとつとして、愛知県・愛岐トンネル群の廃トンネルなどでコンサートを行ってきた、「爆クラアースダイバー」が諸塚村とともに開催します。
自然を残した森の中に、グランドピアノを運び込み、そこで鳥の声や風の音、木々のざわめきなどとともに、クラシック音楽を楽しむというこの音楽体験。アニメ化された漫画『ピアノの森』は、森に捨てられたピアノで遊びながら育ち、一流ピアニストに成長していく天才少年の物語でしたが、その幻想的なイメージに魅了されたアニメファンおよび漫画の読者にとっては、是非足を運んでみたいコンサートになるでしょう。
もうひとつの目玉が、打楽器アンサンブル。人間がモノを叩いてコミュニケーションに使ったというのが、音楽の事始めと言われており、音を通じて、自然とその一部である人間、自分自身を音の中で取り戻し、感じていただく機会でもあるのです。
さて、このコンセプトに賛同して、素晴らしい演奏家たちが集結しました。ピアニストは若手の注目株、ロー磨秀。坂本龍一氏のピアノ楽曲を中心に、彼がこの特別な空間に選曲した、ラヴェル、武満徹、メシアンなどが奏でられていきます。世界で活躍する打楽器奏者たち、神戸光徳、髙藤摩紀、大塚祥子による打楽器アンサンブル《リズムアンド人生》は、マリンバ、ヴィブラフォンにて、スティーヴ・ライヒ等の楽曲にアプローチ。そして、クラシック音楽を環境に合わせてサウンドシステム化して、独自の「音場」をつくる、爆クラアースダイバー主宰、湯山玲子の選曲DJで送る、特別な4時間。コンサート会場とは全く違う「クラシック音楽の在る環境を聞く」特別な体験になります。
公演概要
宮崎県・諸塚村×爆クラアースダイバー
2023年5月28日(日)
開場:12:30
開演:13:30
(終演予定:17:30)
宮崎県諸塚村/
一般:4,200円(税込)
学生:2,100円(税込)
※学生チケットは、入場時に身分証明証が必要です
※小学生以下は無料
Peatixにて発売
チケット予約-Peatix
13:30 湯山玲子によるクラシックDJ(お話し付き)
14:30 ロー磨秀によるピアノ独奏
15:40 リズムアンド人生によるパーカッションアンサンブル
16:50 湯山玲子によるクラシックDJ(お話し付き)
雨の樹素描II―オリヴィエ・メシアンの追憶に―/武満徹前奏曲集「風の中の反映」/オリヴィエ・メシアン
美貌の青空/坂本龍一組曲『鏡』より第2曲「悲しい鳥たち」 /モーリス・ラヴェル
『ベルガマスク組曲』より第3曲「月の光」/クロード・ドビュッシー
千のナイフ/坂本龍一(ピアノ編曲:Kayoko Kishimoto)
リベルタンゴ/アストル・ピアソラ(ピアノ編曲:ロー磨秀)
ナゴヤ・マリンバ/スティーヴ・ライヒ
パッサカリア/アンナ・イグナトヴィチ
チェイシング・ザ・カリブー/エリック・ザック
クラッピング・ミュージック/スティーヴ・ライヒ
アクア/坂本龍一(打楽器編曲:リズムアンド人生)
ロー磨秀(ピアニスト)
パーカッションアンサンブル《リズムアンド人生》(神戸光徳、髙藤摩紀、大塚祥子)
湯山玲子(MC/爆クラアースダイバーDJ)
出演者プロフィール
ロー磨秀
桐朋学園大学音楽学部を経てパリ国立高等音楽院のピアノ科および修士課程を、審査員満場一致の最優秀および首席で卒業。
国内外で数多くのコンクール歴を持ち、日本・欧州各地でリサイタルも開催し幅広い活動を行っている。
2021年9月、クラシックアルバム『Mélangé』でCDデビュー。
また、シンガーソングライターとしての一面を持ち、2019年配信シングルのデビュー以降、サブスクのプレイリストに複数選ばれ、20年6月のアルバム『LOST2』では各種タイアップを獲得している。作詞提供や楽曲提供でも活動の幅を拡げている。
https://columbia.jp/matthewlaw/
湯山玲子
(爆クラ主宰・ナビゲーター・プロデューサー)
著述家、プロデューサー、おしゃべりカルチャーモンスター。
著作に『女ひとり寿司』(幻冬舎文庫)、『クラブカルチャー!』(毎日新聞出版局)、『女装する女』(新潮新書)、『四十路越え!』(角川文庫)、上野千鶴子との対談集『快楽上等! 3.11以降の生き方』(幻冬舎)。『文化系女子という生き方』(大和書房)、『男をこじらせる前に』(角川文庫)等。TVコメンテーターとしても活躍。
自らが寿司を握るパフォーマンス<美人寿司>、クラシック音楽の新しい聴き方を提案する<爆クラ>主宰。ショップチャンネルのファッションブランド<OJOU>のデザイナー・プロデューサーとしても活動中。日本大学藝術学部文芸学科非常勤講師。東京家政大学非常勤講師。名古屋芸術大学特別客員教授。(有)ホウ71取締役。父は作曲家の湯山昭。
【同時開催】森のマルシェ
12:00 オープン
当日会場内の一角にこの日の為に特別に準備をしたお料理とお飲み物でのおもてなしコーナーをご用意します。
ぜひご利用ください。
出店予定
Food
ビストロ嶋旅館 諸塚出張所
・チェコの野菜シチュー “ブランボラチカ” とバゲット、有機野菜サラダ
・森のスープカレー(辛口)、 諸塚椎茸とピクルス
・チキン胸肉のソテー 諸塚椎茸とガーリックトマトソース、有機野菜サラダ
・なば(椎茸)ハンバーグとアンチョビソース、有機野菜サラダ
Drink
釜の前茶工場 (諸塚烏龍茶 清香森茶ほか)
Jukulupa Coffee(コーヒー) 日向市細島より
Goods
吉永林業(SOLO CAMP TORCH)
特産品販売所もろっこはうす
送迎バスのご案内
【送迎バスのご案内】 ※事前予約制、有料、先着順
➡定員に達したため送迎バスの申込受付は終了しました (5/23)
料金 片道2,000円 往復4,000円
運行スケジュール
行き 11:45日向市駅出発 13:15会場着
(宮崎空港よりのアクセス 「宮崎空港」駅10時13分発 JR日豊本線特急「にちりん8号」 日向市11時20分着)
帰り 17:00会場出発 18:15日向市駅着
(宮崎空港へのアクセス 日向市駅18時37分発 JR日豊本線特急「にちりん11号」 宮崎空港19時40分着)
※復路便出発時間の変更について お詫びとお願い
会場から日向市駅までの交通状況を鑑みて、会場出発時間を事前のご案内から繰り上げさせていただきます。
大変恐縮ですが、日向市駅への到着時間に万全を期す為に、ご理解を頂きますようお願い申し上げます。
なお、バスは時刻通りに出発いたします。お申込みの方は時間までに指定場所へお集まりください。
注意事項
どうやって、現地に到着するか!
諸塚村には鉄道がありません。
お車でお越しの方は、宮崎空港、または熊本空港よりそれぞれ約2時間です。(会場に無料駐車場あり)
カーナビは「池の窪グリーンパーク」とご指定ください。
公共交通機関をご利用の方は、宮崎空港からJR日豊本線の日向市駅にお越しいただき(特急で65分)、イベント当日臨時で運行する会場までの送迎バスをぜひご利用ください。(事前予約制、有料、先着順)
送迎バスの時刻は、行きが11:45日向市発、帰りが17:45会場発の予定です。
→ 送迎バスについて
なお列車の乗り継ぎは、行きが宮崎空港10時13分発、日向市11時20分着の特急「にちりん8号」、帰りは、日向市18時38分発、宮崎空港19時40分着の特急「にちりん11号」がございます。
※鉄道の最新の運行状況はJR九州のWebサイト( → https://www.jrkyushu.co.jp/ )をご確認ください。
なお、イベント当日以外は日向市駅から路線バス(宮崎交通 「上椎葉」行・「塚原」行)がご利用いただけます。(バス停から会場までは距離がかなりありますのでご注意ください)
会場の森は、もともと里山だった非常にネイチャーな場所です。
会場はこのコンサートのために設けられた特別な場所。里山の雰囲気の中で音楽を楽しんでいただくため、ところどころには木が点在し、地面も歩きにくいところがあります。
スニーカーやトレッキングシューズなどの歩きやすい靴でお越しください。
また天候が変わりやすい土地・季節ですので、寒暖の調整がしやすい服装をご準備ください。
また、簡易椅子やレジャーシートのご持参をおすすめいたします。
コンサート中は、お静かに……。
会場で演奏される楽器には一切、PA装置は付けていません。 楽器によっては、非常に繊細な弱音もあり、お話し声は他のお客様の迷惑になることがありますので、沈黙を守って下さい。 座席の指定はありませんので、お客さまどうし譲り合いながら、お気に入りの鑑賞スポットを見つけましょう。 もちろんステージ至近の最前列も良いですが、少し離れて、木々のざわめきや小鳥のさえずりと共に音楽を楽しむのも、また一興です。
撮影、入ります。
本公演は、映像収録および写真撮影用のカメラが会場内に入り、ご来場のみなさまの様子がメディア媒体・記録映像等に映りこむ場合がございます。収録された映像・写真は様々なコンテンツに使用される可能性がございますので、あらかじめご了承下さい。
飲食関係。
持ち込み自由です。会場周辺には、飲食店やコンビニはありません(村内にはコンビニが1軒あります。営業は6時~22時。自動販売機は1台。)。当日会場には村の人々によるマルシェが出店予定で、軽食などを販売いたします。ぜひご利用ください。
■爆クラアースダイバーについて
「クラシック音楽を野山に放つ」というコンセプトのもと、最高の音響装置とともに、選び抜かれた曲たちをオンエアー、もしくはライブ演奏する。言わば、自然と環境のサウンドトラックであり、クラシック音楽の野外レイヴを実現するプロジェクト。選曲とプロデュースは、爆クラ主宰の湯山玲子、サウンドシステムはACOUSTIC REVIVEの石黒謙。
クラシック音楽は、楽器や声といったアコースティックな音の響きを、いかに素晴らしく伝えるか、という音響設計を兼ね備えたホールで聴くのが基本型。しかし、爆クラアースダイバーは、自然や特殊な環境の中で、風や陽の光の移ろい、匂いなどとともに、音楽を“体感”していく。そして、アースダイバーという意味の通りに、その場所が持つ、歴史や地理、風土といったものも、音楽体験の中におのずと組み込まれていく。
第1回目は、2018年12月に岡山県倉敷市児島で、遊覧船にサウンドシステムを搭載し、瀬戸内海に船出して、サンセットの夕景と水島工業地帯の夜景に選曲を施した。
第2回目は、2019年の5月、藝大の「東京インディペンデント2019」に参加。彫刻家の故・平櫛田中邸のアトリエに、1970年代のステレオ装置の名機を持ち込み、LPサウンドを再生。
第3回目は2019年11月、愛知県春日井市の旧国鉄中央線の廃トンネルである愛岐トンネル群4つを使って、生演奏とDJ双方のコンサートを実施。
第4回目は、2022年5月、トーク&リスニングイベント「爆クラ」の100回を記念して、渋谷PARCOの屋上、及び9階のDOMMUNEで行われた100回記念フェスのオープニング企画として、渋谷PARCOの屋上から流れるクラシックの音響を、寝転んでもよし、眠ってもよしの自由な聴き方で、サウンドシステムと空と空気と渋谷のノイズが溶け込んだクラシックの音響を全身で味わってみる、サウンドトリップを開催。
爆クラ【公式】
■宿泊をご希望の方へ
本企画の開催に合わせて、会場至近の森の中のキャンプ場にてコンサート観覧後の特別宿泊プランをご用意します。
➡お申込み受付は終了しました
●宿泊 池ノ窪グリーンパーク ログハウス
・一棟貸切プラン 1棟につき最大5名まで 13,000円/棟 (先着1組限定)
・バストイレ共用プラン 1部屋につき最大4名まで 7,000円/部屋 (先着12組限定)
各宿泊棟内に、トイレ・浴室またはシャワー室・台所備付
※一棟貸切プランのログハウスは、浴室がシャワーのみとなります
※台所には、冷蔵庫・炊飯器・食器類・調理器具(なべ・やかん・フライパンなど)備付
※タオル・歯ブラシ・せっけんシャンプー・ドライヤーなどは持参ください
●食事
当日 5月28日(日) 18:30〜20:30
さすらいの料理人 嶋啓祐による、美味しい料理とお酒を楽しめるアフターパーティー
(4,000円/人、税込、飲み物別途、場所:コンサート会場至近)
翌日 5月29日(月) 8:00〜11:00 (LO 10:00)
Morotsuka Forest Brunch 2,000円/人
やまんたまごのフレンチトースト・野菜スープ・コーヒー
(2,000円/人、税込、場所:コンサート会場至近)
特別宿泊プラン申込フォーム
■公演に関するお問い合わせ
一般社団法人 諸塚村観光協会 担当:田邊
電話:0982-65-0178(しいたけの館内)(10時〜17時、水曜定休)
メールでのお問い合わせはこちら↓
お問い合わせ
主催:諸塚村、諸塚村観光協会
協力:一般社団法人more trees
企画・制作:爆クラ / ホウ71